排水口のぬめりを取りたい！掃除方法や原因・予防策を徹底解説
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この記事の監修者
NATY株式会社 藤村
NATY株式会社は、近畿2府4県および三重・愛知・岐阜を対象に、安心・高品質なハウスクリーニングサービスを提供しています。キッチン・浴室・エアコンなど、専門スタッフが細部まで丁寧に清掃し、快適で清潔な住環境づくりをサポートします。お客様のニーズに合わせた柔軟な対応と迅速なサービスで、地域に密着した暮らしのパートナーを目指しています。
「排水口にぬめりができてニオイも気になる…」
「ぬめりをできるだけ発生させたくない…」
このようなお悩みを抱えていませんか？
日常的に使う水回りは細菌やカビが発生しやすく、油や食べカスを流すことも多い場所です。掃除を怠るとぬめりやニオイの原因となり、場合によっては自力で完全に取り除くのが難しくなります。
本記事ではぬめりが発生する原因から、ぬめりを取るための対策や日常習慣、ハウスクリーニングのメリット・デメリットについてもご紹介します。ぬめりにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
排水口にぬめりが発生する原因とは
排水口にぬめりが発生する原因は何があるのでしょうか。ぬめりの原因を知っておくと、日ごろから対処しやすくなり、掃除の頻度も減らせます。まずは、排水口にぬめりが発生する原因を紹介します。
（1）細菌やカビ
排水口のぬめりの原因となるのは、汚れに発生した細菌やカビです。汚れを放置すると細菌やカビは水分や油汚れ、洗剤などを栄養源として増殖します。そして増殖する際に、「バイオフィルム」と呼ばれる粘着性の膜を作ります。このバイオフィルムがぬめりの正体です。
掃除をしたとしても細菌やカビは洗剤を餌にして増殖します。洗剤が残らないように掃除をすることも大切です。
（2）油や食べカス・石鹸カスなどの汚れ
油や食べカスが付いたままの食器や調理器具をそのまま洗うと、シンクに汚れが蓄積し、ぬめりの原因になります。特に油汚れはバイオフィルムと結合しやすく、より頑固な汚れへと変わります。
油汚れだけでなく、調理中や洗い物の際に出る食材のカスも雑菌の養分となるため、シンクに流さないようにしましょう。また、石鹸カスは水に溶けにくい性質のため細菌と結びつきやすく、ぬめりの原因になります。
これらはぬめりだけでなく、悪臭や害虫の発生原因にもなるため、流さないようにしたりこまめに掃除したりして発生を抑えましょう。
場所別！排水口のぬめり取り対策
排水口のぬめりの原因は場所によって異なるため、掃除の仕方も変わってきます。
- キッチン：油汚れや食材カスが原因
- お風呂や洗面台：髪の毛や石鹸カスが原因
ここでは、場所ごとの排水口のぬめり対策について紹介します。
（1）キッチン排水口の場合（油汚れや食材カスが原因）
キッチンの排水口はぬめりだけでなく、油汚れや食材カスも多い場所です。このような汚れには塩素系洗剤がおすすめです。油汚れや食品カス由来のぬめりを効果的に分解してくれるので、掃除しやすくなります。
準備するもの
- 塩素系洗剤
- ゴム手袋
- スポンジ
- ブラシまたは歯ブラシ
掃除手順
- シンクにあるゴミを取り除く
- シンク全体をスポンジで掃除する
- 排水口にあるフタやゴミ受け、排水トラップなどの部品を外す
- 外した部品や排水口に塩素系洗剤をまんべんなくかける
- 5〜10分ほど放置する
- 外した部品や排水口を十分な水で洗い流す
- 外した部品や排水口にある汚れをブラシ、または歯ブラシで取り除く
- 洗い流したあと、外した部品を元に戻す
塩素系洗剤は強力な成分を含んでいるため、使用する際は必ず取扱説明書を確認してから使いましょう。特に注意が必要なのは酸素系の洗剤と混ぜないようにすることです。有害ガスが発生し非常に危険です。酸素系の洗剤を使用する場合は別の日に行いましょう。
また、使用する際はゴム手袋を着用し、換気を十分行うことも重要です。塩素系洗剤は独特なニオイがするだけでなく、肌に付着すると危険な洗剤です。もし気分が悪くなったり、肌に付いたりしたらすぐに水で洗い流し、必要に応じて医師の診察を受けましょう。
（2）お風呂・洗面所の排水口の場合（髪の毛や石鹸カスが原因）
お風呂や洗面所の排水口は、髪の毛や石鹸カスが多く流れ込む場所です。これらの汚れに細菌やカビが付着することで、ぬめりの原因となります。
お風呂や洗面所の排水口のぬめり取りには、次亜塩素酸ナトリウムや水酸化ナトリウムを含んだパイプクリーナーや、天然由来成分の重曹とクエン酸がおすすめです。
#1：パイプクリーナーを使う
パイプクリーナーは、排水口のぬめりの元となる髪の毛や石鹸カスを化学成分で分解します。パイプクリーナーに含まれる次亜塩素酸ナトリウムが髪の毛や石鹸カスに効果的に作用します。
より効果を発揮したい場合は、水酸化ナトリウムを2％以上含んだパイプクリーナーを選ぶと良いでしょう。
準備するもの
- パイプクリーナー
- ゴム手袋
掃除手順
- ゴム手袋を着用し、排水口にある部品やフタ、排水トラップなどを外す
- 排水口にある髪の毛や汚れを取り除く
- パイプクリーナーを排水口に注ぐ
- 10〜30分ほど放置する
- 十分な水を流す
放置したあとはお湯ではなく、水で洗い流すようにしてください。お湯を使うと有害な塩素ガスが発生するおそれがあります。
またパイプクリーナーの使用前に、排水口にある部品やフタなどを掃除しておくとより効果的です。パイプクリーナーは週1回ほど使うようにし、この際に排水口の掃除を合わせて行うことで、きれいな状態を長く保てます。
#2：重曹とクエン酸を使う
重曹やクエン酸は天然由来成分のため人体や排水口への負担が少なく、小さなお子さんや肌などへの影響を気にする方にも安心して使えます。
重曹とクエン酸を排水口に振りかけてからぬるま湯をかけて放置すると、強力な泡が発生します。この泡がぬめりに効果的に働きかけ、汚れを落としやすくします。
準備するもの
- 重曹
- クエン酸
- ゴム手袋
- ぬるま湯
- ブラシまたは歯ブラシ
掃除手順
- 排水口にある部品やフタ、排水トラップなどを外す
- 排水口に重曹とクエン酸を振りかける
- 重曹とクエン酸を振りかけた部分にゆっくりとぬるま湯を注ぐ
- 5〜30分ほど放置する
- 放置している間に部品やフタ、排水トラップなどをブラシや歯ブラシで掃除する
- 泡が落ち着いたら十分な水で洗い流す
重曹とクエン酸を使ったあとにパイプクリーナーを使うのはやめましょう。パイプクリーナーなどの塩素系の洗剤を使用すると化学反応により、爆発を伴う危険性があります。やけどなどを負うリスクが高まるので、重曹とクエン酸での掃除のあとパイプクリーナーを使う際は24時間以上空けてから使うようにしましょう。
排水口のぬめりを防ぐための日常習慣
排水口のぬめりを防ぐために、意識したい日常習慣があります。
排水口のぬめりを防ぐための日常習慣
どれも簡単にできるものなので、ぜひ取り入れてみましょう。
（1）油や食べ残しをシンクに流さない
油は冷えると固まりやすく、排水口に流すとぬめりの原因になります。お皿や調理器具に残った油は、洗う前にキッチンペーパーなどで拭き取っておきましょう。
また、食べ残しもシンクに流さないことが大切です。 食べ残しには細菌やバクテリアが含まれており、シンクに流すとぬめりの原因となるバイオフィルムを発生させます。
お皿や調理器具を洗う際には、油や食べ残しを取り除いてから洗う習慣をつけると、ぬめりの防止につながります。
（2）排水口ネットやストレーナーを活用する
ぬめりの原因となる食べカスや髪の毛を流さないために、排水口にネットやストレーナーを設置しましょう。
ストレーナーとは、固形成分を流さないようにするために使用する網状の器具です。排水口ネットやストレーナーを使えば、固形物や髪の毛などをキャッチしてくれるので、掃除の手間を減らせます。ネットは交換するだけ、ストレーナーは溜まったゴミを捨てるだけとお手入れも簡単です。通販サイトやホームセンター、100円ショップでも購入できるので、ぜひ活用してみてください。
（3）排水口にアルミホイルの玉を入れておく
排水口に丸めたアルミホイルを入れておくと、ぬめりの予防に効果があります。アルミホイルには水に触れると金属イオンが発生する性質があります。この金属イオンがぬめりの原因となる細菌の繁殖を抑えます。
また、ボール状にすることで水が流れるたびに排水口内で動くので、汚れも取り除く効果もあります。アルミホイルの大きさは直径3cmほどにして排水口から流れないように注意してください。
効果は徐々に薄れていくため、1週間ほどで交換するようにしましょう。
（4）ぬめり予防グッズを使う
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ぬめり予防グッズは、排水口に入れておくだけでぬめりの発生を抑えられる便利アイテムです。水を流すたびに薬剤が溶け出すので、ぬめりの予防につながります。商品によっては1ヶ月ほど持続するものもあり、コストパフォーマンスにも優れています。
手間をかけたくない方や掃除の頻度を減らしたい方に、特におすすめしたいアイテムです。
（5）週1回は簡単な掃除を習慣化する
排水口ネットやストレーナー、ぬめり防止アイテムを使用してもぬめりを完全に防ぐことは難しいです。週に1回は、簡単な掃除をするように心がけることでぬめりの発生を減らせます。
掃除をする際は換気をしながら行ってください。換気をせずに掃除をすると水分が蒸発しにくくなり、ぬめりの発生につながるからです。特にお風呂場など湿気がこもりやすい場所では、必ず換気をしながら掃除しましょう。
排水口のぬめりがひどいときはハウスクリーニングもおすすめ！
ぬめりは便利グッズや定期的な掃除で解消できることも多く、比較的簡単に取り除ける場合もあります。しかし、排水口は狭く手が届きにくい場所であり、掃除がしにくい部分でもあります。さらに、ぬめりがひどい場合は自分で完全に取り除くのは難しいかもしれません。
そこでおすすめしたいのがプロによるハウスクリーニングです。自力での掃除は費用をかけないで対処できるというメリットもありますが、プロは特殊な洗剤や道具を使い、豊富な知識と技術でしつこいぬめりにも対応してくれます。費用はかかりますが、確実にきれいにしたい方にはおすすめです。
（1）自分で掃除するメリット・デメリット
自分で掃除をするメリットとデメリットは、以下のとおりです。
| メリット | デメリット |
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ハウスクリーニングに依頼すると費用はかかりますが、自分で掃除をすればコストを抑えられます。また、プロに依頼する場合は日程の調整が必要ですが、自分で掃除する場合は好きなタイミングで掃除できます。
一方で、自分で掃除をすると根本的な原因がわからないままするため仕上がりにもムラができやすく、ぬめりが完全に取り除けない可能性もあるでしょう。この結果、短期間でぬめりが再発するおそれもあります。
（2）プロに依頼するメリット・デメリット
プロに依頼するメリットとデメリットは、以下のとおりです。
| メリット | デメリット |
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プロは専門の知識と専用の洗剤、道具を持ち合わせているため、原因を特定して徹底した掃除が可能です。そのため、ぬめりの再発を長期間抑えることができます。また、自分で行うよりも効率的で面倒な作業をプロにお願いでき、労力もかかりません。
一方で、どこまで掃除を依頼するかにもよりますが、1回あたり5,000円〜2万円程度の費用がかかるのが一般的です。また業者の都合に合わせる必要もあり、すぐに依頼できないケースもあります。
さらにプロは原因を突き止めてしっかりと掃除をしてくれるため、時間もかかります。軽度の汚れや部分的な排水口清掃は1時間半ほどで終了しますが、排水口のぬめり除去やゴミ受け掃除を含んだ場合、2〜3時間ほどかかることが多いです。
とはいえプロへの依頼はメリットが多いため、確実にぬめりを取りたい方はプロの手を借りることをおすすめします。
まとめ
排水口に発生するぬめりは細菌やカビ、油や食べカス、石鹸カスなどの汚れが原因です。発生場所に沿ったぬめりの掃除方法や、予防するための日常習慣である程度は抑えることもできます。
しかし、掃除してもすぐにぬめりが発生したり自力での掃除が面倒に感じたりする場合は、プロのハウスクリーニングを活用するのも一つの方法です。プロの業者はぬめりの発生原因を把握しており、きれいに取り除くための洗剤や道具を備えています。ぬめりをしっかり取りたいと感じたら、BEST365の相談フォームまたはお電話からお気軽にお問い合わせください。
排水口のぬめりを無くして、きれいな水回りで気持ちよく過ごしましょう。
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この記事の監修者 NATY株式会社 藤村 NATY株式会社は、近畿2府4県および三重・愛知・岐阜を対象に、安心・高品質なハウスクリーニングサービスを提供しています。キッチン・浴室・エアコンなど、専門スタッフが細部まで丁寧に清掃し、快適で清潔な住環境づくりをサポートします。お客様のニーズに合わせた柔軟な対応と迅速なサービスで、地域に密着した暮らしのパートナーを目指しています。
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