サイディング外壁のメンテナンス完全ガイド|時期・費用・判断基準

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この記事の監修者兼ライター

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徳良 仁

千葉県在住の兼業ライター。建設業界で現場経験を15年(建築3年・電気12年)経験したのち、日本最大の大手アパレルの出店開発部門で発注者としての施工監理を2年経験。現在はGAFAの1社で施設立ち上げ部門の管理職として従事。1級建築士・1級電気工事施工管理技士・第一種電気工事士も保持。日々の幸せは家族団らんを穏やかに過ごすこと。

サイディング外壁はメンテナンスフリーだと思っていませんか?

 

少しずつコケや黒ずみが目立ってきた外壁の変化に「いつ外壁のメンテナンスをすればいいの?」「サイディングって本当にメンテナンスが必要なの?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 

サイディング外壁に完全なメンテナンスフリーは存在しません素材により7〜15年周期でメンテナンスが必要な場合があります。

 

この記事では、サイディング外壁のメンテナンス時期・費用相場・劣化症状の見極め方をわかりやすく解説します。

 

記事を読めば正しいメンテナンスで建物寿命を延ばし、将来の修繕費用を抑えられるので、ぜひ最後までお読みください。

 

 

サイディング外壁のメンテナンスは本当に必要?

外壁 サイディング メンテナンス

サイディング外壁のメンテナンスは必要です。

 

サイディングのボード自体は30〜40年の耐久性がありますが、表面の塗膜とコーキング材は紫外線や雨風で劣化します。

 

防水性能が低下すると雨水が浸入し、建物の構造材まで傷む原因になる可能性があります。

 

「サイディングはメンテナンスフリー」という営業トークを聞いたことがあるかもしれませんが、これは誤解です

 

「メンテナンスフリー」とはボード自体の張り替えが不要という意味です。塗装やコーキングは7〜15年ごとにメンテナンスを検討しましょう。

 

【種類別】サイディング外壁のメンテナンス時期はいつ?

外壁 サイディング メンテナンス

サイディングは素材毎にメンテナンス周期が異なります

 

日本の住宅の約80%が窯業系サイディングを採用していますが、金属系・樹脂系・木質系それぞれに特徴があります。

 

間違った時期にメンテナンスすると無駄なコストがかかり、逆に放置しすぎると大規模修繕が必要になります。

 

ここでは4種類のサイディングについて、特徴と推奨メンテナンス時期を解説します。

 

まずはご自宅のサイディングの種類と特徴を把握しましょう。

【窯業系サイディング】メンテナンス周期7〜10年

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窯業系サイディングは国内シェア約80%を占めるもっとも一般的なサイディングです。

 

セメントと繊維質を混合した素材で、レンガ調・タイル調・木目調などデザインバリエーションが豊富な特徴があります。

 

セメントは吸水性があるため、塗膜が劣化すると雨水を吸収しやすくなります。そのため7〜10年ごとの塗装とコーキング打ち替えが必要です。

 

定期的なメンテナンスを行えば40年以上美しい外観を保てます。

 

項  目 内  容
耐用年数 30〜40年
メンテナンス周期 7〜10年
メンテナンス内容 塗装+コーキング打ち替え

 

【金属系サイディング】メンテナンス周期10〜15年

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金属系サイディングはアルミやガルバリウム鋼板を使用した軽量で耐久性の高いサイディングです。

 

吸水性がないため雨水による劣化に強く、窯業系と比べてメンテナンス周期が長い特徴があります。

 

金属特有のサビに注意が必要ですが、最近のガルバリウム鋼板は防錆性能が高く、10〜15年ごとの塗装で十分に長持ちします。

 

コーキングが不要な製品もあり、メンテナンスコストを抑えやすい素材です。

 

項  目 内  容
耐用年数 30〜40年
メンテナンス周期 10〜15年
メンテナンス内容 塗装

 

海沿いや工業地帯ではサビが発生しやすく、10年未満でメンテナンスが必要になります。7〜8年で点検しましょう。

 

【樹脂系サイディング】メンテナンス周期10〜20年

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樹脂系サイディングは塩化ビニル樹脂製で、顔料が素材自体に練り込まれているため色あせしにくい特徴があります。

 

塗装不要でメンテナンスフリーにもっとも近い素材です。

 

北米で広く普及している素材で、日本でも徐々に採用が増えています。

 

コーキング使用部分は10〜20年ごとに点検・補修が必要ですが、塗装メンテナンスが不要なため長期的なコストを大幅に抑えられます。

 

初期費用は高めですが、トータルコストでは有利な素材です。

 

項  目 内  容
耐用年数 30〜40年
メンテナンス周期 10〜20年
メンテナンス内容 コーキング補修

 

【木質系サイディング】メンテナンス周期8〜10年

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木質系サイディングは天然木を使用した高級感のあるサイディングです。

 

木の温もりと自然な質感を楽しめる一方、吸水性が高く劣化しやすいため他の素材より頻繁なメンテナンスが必要となります。

 

8〜10年ごとの塗装と防腐処理が必須で、北側や日当たりの悪い箇所では劣化が早まる傾向があります。定期的な清掃でカビ・コケの発生を防ぎましょう。

 

デザイン性が高く店舗外装にも採用されますが、メンテナンス頻度が高いため費用がかさむ場合があります。

 

項  目 内  容
耐用年数 15〜40年
メンテナンス周期 8〜10年
メンテナンス内容 塗装+防腐処理

 

使用塗料によるメンテナンス時期の違い

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一般住宅のサイディング塗装にはシリコン塗料(耐用年数10〜15年)がもっともバランスが良くおすすめです。

 

初期費用を抑えたい場合はウレタン塗料、長期的なコスト削減重視ならフッ素塗料を選択しましょう。

 

サイディング塗装に使用する塗料の種類によって耐用年数が5〜20年と大きく異なります。

 

安い塗料を選ぶとメンテナンス頻度が増えて、結果的に高くつきます。

 

塗料の種類 耐用年数 特  徴
アクリル塗料 5〜7年 安価だが耐久性が低い
ウレタン塗料 8〜10年 コストと性能のバランス型
シリコン塗料 10〜15年 普及している標準グレード
フッ素塗料 15〜20年 高耐久で長期的にはコスパ良好

 

塗装によってサイディング本体が保護されるため、本体の耐用年数を伸ばせます。

 

初回のメンテナンス以降は塗料の耐用年数を基準にメンテナンス計画を立てないと、本体の劣化が進んで張り替えになります。

 

今すぐチェック!サイディング外壁の劣化症状6つのサイン

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メンテナンス時期は築年数だけでなく劣化症状でも判断できます。本章では、自宅外壁の劣化症状を深刻度別に6つ紹介します。

 

深刻度が高いほど早急な対応が必要なため、以下の症状が1つでも当てはまれば、早めのメンテナンスを検討しましょう。

 

【深刻度★】
コーキング材の劣化

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コーキング材はサイディングボードの継ぎ目を埋めるゴム状の防水材です。

 

経年劣化によりひび割れ・縮み・剥がれが発生します。

  • 継ぎ目に隙間ができている
  • コーキング材が固くなっている
  • 表面がひび割れている

コーキングの劣化は7〜10年で現れます。放置すると隙間から雨水が浸入し、建物内部にダメージを与える原因になります。

 

【深刻度★★】
チョーキング現象

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チョーキングとは、外壁を手で触ると白い粉がつく現象です。

 

塗膜が紫外線により分解され、顔料が粉状になって表面に現れています。とくに紫外線を多く受ける南面や西面で発生しやすい症状です。

 

外壁を手で軽くこすり、白い粉や色粉が手につくか確認してください。

 

チョーキングが起きている場合、塗膜の耐用年数が来ているサインです。放置すると外壁材自体が雨水を吸収し始め、劣化が加速します。

 

【深刻度★★】
色あせ・変色

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外壁の色が物件購入時より明らかに薄くなったり変色している状態です。

 

紫外線による塗膜劣化のサインで、とくに南面・西面で発生しやすい現象です。

  • 全体的に色が薄くなっている
  • 元の色と明らかに違う
  • 方角によって色の濃さが異なる
色あせは見た目だけでなく防水性能低下を示す重要なサインです。

 

【深刻度★★★】
カビ・コケ・藻の発生

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外壁に緑色や黒色の汚れが付着している状態です。

 

とくに北側の湿気がこもりやすい場所や日当たりの悪い箇所で発生しやすくなります。放置すると外壁内部まで湿気が浸透し構造材の腐食につながります。

  • 緑色のコケが生えている
  • 黒ずんだ箇所がある
  • 湿った感じの汚れがある
カビ・コケは防水性能低下の危険信号です。放置せず早めに対処しましょう。

 

【深刻度★★★★】
ひび割れ・反り・浮き

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サイディングボードにひび割れが発生したり、反り・浮きが見られる状態です。

 

ひび割れから雨水が建物内部に浸入し、防水シートや構造材まで問題がある可能性が高くなります。

おもな症状

  • 0.3mm以上のひび割れがある
  • ボードが反っている
  • 外壁を押すと浮いている感じがする
0.3mm以上のひび割れは緊急対応が必要です。すぐに専門業者へ相談しましょう。

 

【深刻度★★★★★】
サイディングボードの破損・欠け

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サイディングボード自体が割れたり一部が欠けている状態です。

 

雨水が直接建物内部に侵入し、防水シート・断熱材・構造材すべてを傷めます。最悪の場合シロアリ被害にもつながる場合があります。

 

塗装だけでは対応できないため、張り替えまたはカバー工法を検討しましょう。

おもな症状

  • ボードが割れている
  • 一部が欠けている
  • 穴が開いている
サイディングボードの破損を見つけたらすぐに専門業者へ連絡してください。

 

【状況別】サイディング外壁のメンテナンスにはどんな方法がある?

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サイディング外壁のメンテナンスはおもに塗装による方法が一般的です。

 

塗装メンテナンスは以下4つの工程でおこない、各工程を省略すると数年で塗膜が剥がれて再施工になる場合があります。

高圧洗浄で汚れ・コケを除去する

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高圧洗浄は塗装の下準備としてもっとも重要な工程です。

 

洗浄が不十分だと塗料が外壁に密着せず、2〜3年で剥がれる可能性があります。

作業手順

  1. 専用の高圧洗浄機(100〜150気圧)で外壁表面の汚れをとる
  2. コケ・カビ・チョーキングの粉をていねいに洗い流す
  3. 1〜2日かけて完全に乾燥させる

外壁塗装の詳しい補修内容は以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
>>【保存版】外壁塗装の剥がれ補修はDIY可能?費用・手順・判断基準

 

乾燥が不十分で次の工程に進むと、塗膜の内側に水分が閉じ込められて剥離の原因になります。

 

下地処理で劣化部分を補修する

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下地処理は外壁の凹凸をなくし、塗料がムラなく塗れる状態にする工程です。

 

この工程を省略すると塗装表面がデコボコになり、見た目が悪いだけでなく耐久性も落ちます。

 

ひび割れはシーリング材で埋めたり、浮いた塗膜は削り取り平滑に整えたり、劣化部分の補修をします。

 

とくにひび割れを放置すると雨水の浸入経路になるため、しっかりシーリング材で埋めましょう。

 

下地処理の詳しい補修内容は以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
>>【プロ監修】外壁の穴埋めはDIYでできる?判断・方法・費用相場
>>サイディング外壁のひび割れは放置NG?緊急度とDIY補修の判断

 

コーキング打ち替え・打ち増しする

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コーキング工事はサイディングボード同士の継ぎ目を防水処理する工程です。

 

方法は「打ち替え」と「打ち増し」の2種類がありますが、打ち増しを選ぶと5年以内に剥がれる可能性があります。

 

方法 作業内容 耐久性
打ち替え 既存コーキングを完全撤去して新規充填 10年以上
打ち増し 既存コーキングの上から追加充填 5〜7年

 

既存コーキングの劣化が進んでいる場合、打ち増しでは新しいコーキングがすぐに剥がれるため打ち替えがおすすめです。

 

外壁のコーキングに関する詳しい補修内容は以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
>>【DIY可否をチェック】外壁コーキングを自分でできる条件とは?

 

外壁塗装(3回塗り)する

外壁 サイディング メンテナンス

外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。

 

工程 役割 乾燥時間
下塗り 外壁と上塗り塗料の密着性を高める 4〜24時間
中塗り 塗膜に厚みを持たせムラなく仕上げる 2〜4時間
上塗り 美観と防水性能を確保する最終仕上げ 12〜24時間

 

下塗りには専用のプライマーやシーラーを使用し、各工程で十分な乾燥時間を確保しましょう。

 

塗膜が柔らかいまま次の塗料が乗るとすぐに剥がれる場合があります。

 

外壁塗装の詳しい補修内容は以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
>>【保存版】外壁塗装の剥がれ補修はDIY可能?費用・手順・判断基準

 

サイディング外壁のメンテナンスはDIY可能?プロに任せるべき理由

外壁 サイディング メンテナンス

サイディング外壁のメンテナンスをDIYでできるのは、手の届く範囲の簡単な清掃や劣化のチェックなど、範囲に限りがあります。

 

本格的なメンテナンス(塗装・張り替え)はプロの業者に任せるべきです。

 

DIYすると塗りムラや下地処理の不備で2〜3年以内に剥がれたり、結果的に再施工で100万円以上かかったりする可能性があります。

 

DIYでできることと、リスクは以下の通りです。

項 目 内 容
DIYでできること
  • 年1〜2回の水洗い清掃
  • 軽度のカビ・コケ除去
  • 目視での劣化チェック
DIYのリスク
  • 高所作業の危険性
  • 専用機材が必要
  • 技術不足による失敗
  • 工期の長期化
  • 保証がない

日常的なお手入れは自分でおこない、本格的なメンテナンスはプロに任せましょう。

 

メンテナンス時期を長く保つ方法3選

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日常的な手入れでサイディング外壁の寿命は2〜3年延ばせます。本章では定期メンテナンスで長期的なコスト削減につながる3つの方法を紹介します。

定期的に清掃する(年1〜2回)

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外壁の定期清掃でカビ・コケの発生を防ぐと、塗膜の劣化を2〜3年遅らせられます。

 

定期清掃は春(4〜5月)と秋(9〜10月)の年2回できるとベストです。

項 目 内 容
清掃手順
  1. ホースで上から下へ水をかける
  2. 汚れが目立つ箇所は柔らかいブラシと中性洗剤で優しく洗う
  3. 洗剤が残らないようしっかり水で流す
注意点
  1. 高圧洗浄機は使わない(塗膜を傷める)
  2. 硬いブラシでこすらない
  3. 晴れた日に実施する

 

汚れを放置するとコケやカビの温床になり、外壁の劣化が加速します。

 

とくに北側の日当たりが悪い面を放置すると、3年以内にカビが大量発生して塗装が必要になる場合があります。

 

植栽の配置を見直す

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外壁に密着した植栽は湿気がこもってカビ・コケの原因になります。

 

また枝葉が外壁に触れると擦れて塗膜を傷つけ、5年以内に塗装が必要になる場合があります。

項 目 内 容
植栽の配置
  1. 外壁から30cm以上離して植える
  2. つる性植物は外壁に這わせない
  3. 定期的に剪定して風通しを良くする

とくにつる性植物(アイビー、ツタなど)は外壁に吸盤のような根を張り、塗膜を剥がしてしまいます。

 

見た目は美しいですが、外壁へのダメージが大きいため、耐久性を保ちたい場合は避けましょう。

 

換気を徹底する

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室内の湿気管理も外壁の劣化防止に関係します。

 

とくに室内の湿気を放置すると外壁内部に侵入して、内側から劣化が進行します。

 

換気のポイントは以下の通りです。

項 目 内 容
換気のポイント
  1. 24時間換気システムを常時稼働させる
  2. 浴室・キッチン・洗面所の使用時は換気扇を使用
  3. 結露が発生したらすぐに拭き取る
  4. 湿度計で湿度管理をする(理想的な室内湿度は40〜60%)
換気を怠ると、外壁だけでなく室内のカビも発生して、喘息やアレルギーの原因になります。

 

サイディング外壁のメンテナンス費用相場

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サイディング外壁のメンテナンス費用は劣化状況に応じて変わります。本章ではメンテナンス方法別の費用相場を紹介します。

すべて30坪の一般的な住宅を想定した価格帯です。家の大きさにより変動しますが、目安として参考にしてください。

 

【塗装】費用相場80万〜150万円

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外壁全体の塗り替えはもっとも一般的なメンテナンス方法です。

内 訳
(30坪の場合)
費 用 合 計
足場代 15〜20万円 80〜150万円
高圧洗浄 3〜5万円
下地処理 5〜10万円
養生 3〜5万円
塗装(3回塗り) 50〜100万円
諸経費 4〜10万円

使用する塗料のグレードを間違えると、5年ほどで再塗装になる可能性があります。

 

塗料で迷ったらシリコン塗料が費用面と耐久性のバランスに優れているためおすすめです。

 

【コーキング打ち替え】費用相場15万〜35万円

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サイディングボードの継ぎ目にあるコーキング材を全て撤去し、新規に充填する工事です。

 

打ち増し(既存の上から追加)を選ぶと数年で剥がれて再施工になる可能性があります。

内 訳
(30坪の場合)
費 用 合 計
既存コーキング撤去 5〜8万円 15〜35万円(※)
プライマー塗布 2〜3万円
新規コーキング充填 8〜15万円

※塗装と別工事の場合、足場代(15〜20万円)が加算されます。

 

足場代は15〜20万円かかるため、塗装とコーキング打ち替えを別々に実施すると足場代が2回発生して損します。

 

お得にメンテナンスをするためにも、必ず同時に施工を検討しましょう。

 

【部分張り替え】費用相場3万〜10万円/箇所

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破損や欠けが発生した部分のみサイディングボードを交換する工事です。

 

1箇所あたり3〜10万円が目安ですが、複数箇所を放置すると全面張り替えが必要になり180万円以上かかる場合があります。

内 訳
(1箇所あたり)
費 用 合 計
サイディングボード代 0.5〜1.5万円 3〜10万円
撤去・施工費 2〜8万円
足場代(別途) 15〜20万円(※)

部分張り替えは色柄が合わないリスクがあります。事前にメーカーに在庫確認しないと、ツギハギの見た目になります。

 

【カバー工法(重ね張り)】費用相場150万〜220万円

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既存のサイディングの上から新しいサイディングを重ねて張る工法です。

 

撤去費用が不要で工期も短縮できますが、建物の重量が増えて耐震性が低下します。

内 訳
(30坪の場合)
費 用 合 計
サイディング材 60〜100万円 150〜220万円
下地調整 10〜20万円
施工費 50〜70万円
足場代 15〜20万円
諸経費 15〜30万円
カバー工法は撤去費用がかからない分、張り替えより安く済みます。ただし専門業者に必ず構造確認を依頼しましょう。

 

【張り替え】費用相場180万〜250万円

外壁 サイディング メンテナンス

既存のサイディングを全て撤去し、新しいサイディングに交換する工事です。

 

費用はもっとも高額ですが、下地の状態を確認できるため、隠れた劣化を見逃さずに済みます

内 訳
(30坪の場合)
費 用 合 計
サイディング
(既存撤去)
20〜30万円 180〜250万円
廃材処分費 10〜15万円
下地補修 10〜20万円
サイディング
(新規材料)
60〜100万円
施工費 50〜70万円
足場代 15〜20万円
諸経費 15〜25万円
 張り替えは費用が高いですが、築30年以上なら防水シートも劣化しているため、長期的にはもっとも安心できる選択です。

 

メンテナンス費用を安く抑える4つのコツ

外壁 サイディング メンテナンス

サイディング外壁のメンテナンス費用は決して安くありません。

 

しかし適切な方法を知らないと、さらに余計な費用を払う可能性があります。

 

本章では品質を維持しながら費用を抑える実践的な4つの方法を紹介します。

早期発見・早期対応で大規模修繕を回避する

外壁 サイディング メンテナンス

メンテナンス費用をもっとも効果的に削減できるのが劣化の早期発見・早期対応です。

 

年1〜2回のセルフチェックで劣化を早期発見しないと、部分補修で済むはずが大規模修繕に発展して費用が増える可能性があります。

対応時期 必要な工事 費用
築10年
(早期対応)
塗装+コーキング 100万円
築15年
(放置後)
部分張り替え+塗装 150万円
築20年
(さらに放置)
全面張り替え+下地補修 250万円
早期発見が一番の節約になります。年2回のセルフチェックを心がけましょう。

 

塗装とコーキングを同時施工する

外壁 サイディング メンテナンス

塗装とコーキング打ち替えを別々に実施すると足場代が2回発生して、15万円の無駄が出ます。

 

同時施工しないと工期も2倍かかります。

施工パターン 費用内訳 合計費用
別々に施工 塗装100万円
+コーキング35万円
135万円
同時に施工 塗装100万円
+コーキング20万円
120万円
節約額 足場代の差額 15万円

コーキングの劣化は塗装より早く進行するため、「とりあえずコーキングだけ」と考えがちです。

 

しかし数年後に塗装が必要になると、再度足場代15万円がかかって損します。必ず同時施工を検討しましょう。

 

閑散期(梅雨明け・秋)に工事を依頼する

 

外壁塗装には繁忙期と閑散期があります。繁忙期に依頼すると値引き交渉ができないため、閑散期に計画しましょう。

 

繁忙期は3〜5月と9〜11月で値引き交渉が難しいです。しかし閑散期は7〜8月と12〜2月で値引き交渉が可能(5〜10%)です。

 

閑散期は業者の予約が空いているため、値引き交渉がしやすく工事日程も融通が利きます。時期を計画的に予定し、有利な値引き交渉をしましょう。

 

6月は梅雨と重なります。工事ができない場合が多いので計画を避けましょう。

 

助成金・補助金制度を活用する

外壁 サイディング メンテナンス

自治体によっては外壁塗装に対して10〜30万円の助成金を支給している場合があります。

補助金名 補助額 主な条件
住宅リフォーム補助金 10〜30万円 遮熱・断熱塗料の使用
省エネリフォーム補助金 20〜50万円 省エネ性能向上(複数箇所の改修)
長期優良住宅化リフォーム 100〜300万円 耐久性・安全性を向上させる改修

申請には期限があり予算に達すると締め切られます。また申請は工事前に行わないと対象外になるため、事前に専門業者に相談しましょう。

 

メンテナンスで得られる3つのメリット

外壁 サイディング メンテナンス

適切なメンテナンスで得られるメリットは建物の寿命を伸ばしたり、資産価値の維持や安心して暮らせたりできる面にあります。本章ではメンテナンスで得られる主要な3つのメリットを解説します。

【メリット1】建物の寿命が延びて建て替え時期を先送りできる

外壁 サイディング メンテナンス

定期的なメンテナンスをしないと建物の寿命が10〜15年短くなり、早期の建て替えで2,000万円以上の出費が発生します。

状態 建物寿命 備考
定期メンテナンス実施 50〜60年 構造体まで守られる
メンテナンス未実施 35〜40年 外壁劣化により構造体の劣化が進む

建て替え費用は2,000万円以上かかります。そのためメンテナンスに合計300〜500万円かけても、建て替えを10年先送りできれば圧倒的にお得です。

 

メンテナンスは「出費」ではなく「投資」と考えれば、数百万円の投資で数千万円の建て替えを10年先送りできます。

 

【メリット2】美観を保ち資産価値を維持できる

外壁 サイディング メンテナンス

外壁は家の「顔」です。定期的なメンテナンスで美観を保つことは、資産価値の維持だけでなく、近隣との関係性や街の景観にも影響します。具体的な効果は以下の通りです。

  • 売却時の交渉力が向上(値下げ要求を受けにくい)
  • 賃貸に出す場合、家賃を高めに設定可能
  • 相続時の評価額が高く維持される
  • 金融機関からの担保評価が下がらない

 メンテナンス履歴があると「丁寧に住んでいる家」として評価され、売却時の印象が大きく変わります。メンテナンス記録は保管しておきましょう。

 

【メリット3】早めの発見と対応で大規模修繕を回避できる

外壁 サイディング メンテナンス

定期的なメンテナンスをしないと、小さな劣化を見逃して大規模修繕に発展し、修繕費用が50〜150万円増える可能性があります。

発見時期 劣化状況 備考必要な工事
(費用)
築10年
(早期)
チョーキング 塗装のみ
(100万円)
築15年
(やや放置)
ひび割れ・浮き 部分張替え+塗装
(150万円)
築20年
(放置)
構造材の腐食 全面り替え+構造補修
(250万円)
放置期間が長いほど修繕範囲が広がり費用が膨らみます。年2回のセルフチェックで損失を防ぎましょう。

 

メンテナンスしないとどうなる?放置した場合の3つのリスク

外壁 サイディング メンテナンス

メンテナンスをせず外壁の劣化を放置すると取り返しのつかない事態になる場合があります。本章では外壁の劣化を放置した場合のリスクを3つ解説します。

【リスク1】雨水が浸入し柱や土台が腐食する

外壁 サイディング メンテナンス

サイディングのひび割れやコーキングの劣化を放置すると、雨水が浸入します。

 

雨水は防水シートを突破し、最終的には構造材(柱・土台)まで到達して腐食させ、250万円以上の修繕費用が発生する場合があります。

対応時期 必要な工事 費用
早期対応 塗装+コーキング 100万円
放置後 張り替え+構造補修
+シロアリ駆除
250〜300万円

さらに、構造材が腐食すると家の耐震性能も低下します。

 

地震時の倒壊リスクが高まり、家族の命に関わる事態につながる可能性があります。

 

【リスク2】断熱性能が低下し光熱費が増加する

外壁 サイディング メンテナンス

外壁を放置すると隙間風が入りやすくなり、断熱材も湿気を吸収して性能が低下します。

 

その結果、夏は冷房、冬は暖房の効きが悪くなり、光熱費が年間3〜5万円増えます。

状態 年間光熱費 10年間の累計
メンテナンス済み 15万円 150万円
メンテナンス未実施 18〜20万円 180〜200万円

年間3〜5万円の増加は小さく感じるかもしれませんが、10年間では30〜50万円の無駄な出費になります。これは塗装メンテナンス費用の約3分の1に相当します。

光熱費の増加は目に見えにくいコストです。気づかないうちに10年で50万円を無駄にしている可能性があります。

 

【リスク3】外観が劣化し売却時の査定額が下がる

外壁 サイディング メンテナンス不動産査定では外壁の状態は重要な評価項目です。

 

色あせ・ひび割れ・カビが目立つ物件は、購入者に「入居後すぐにメンテナンス費用がかかる」と判断され、査定額から修繕費用分300〜500万円が減額される可能性があります。

状態 査定額 備考
メンテナンス済み 2,800万円 外壁・屋根の状態良好
メンテナンス未実施 2,300〜2,500万円 外壁劣化が減額要因

将来の売却・相続を考えるなら、メンテナンス履歴を記録しましょう。記録がないと査定額が下がる可能性が高くなります。


 

失敗しない!信頼できる業者の選び方【5つのチェックポイント】

外壁 サイディング メンテナンス

サイディングのメンテナンスは信頼できる優良業者に依頼すれば品質の高い施工で安心して暮らせます。

 

逆に質の悪い業者に依頼すると数年後に再施工で数百万もの損失を招く場合もあります。

 

本章では質の悪い業者を回避し優良業者を見極める5つのチェックポイントを紹介します。

施工実績と専門資格を確認する

外壁 サイディング メンテナンス

施工実績と専門資格は、判断しやすい確認ポイントのひとつです。

確認すべきポイント 内  容
専門資格
  • 一級塗装技能士(国家資格)
  • 外装劣化診断士
  • 建築施工管理技士
施工実績
  • サイディング施工実績100棟以上
  • 施工請負の形態(自社施工か下請け外注か)
  • HPや広告などの施工事例写真が豊富

資格を持っていない業者でも施工は可能ですが、技術力の判断は困難です。不安を抱えながら依頼するよりは、資格を確認できる専門業者に依頼しましょう。

 

資格を持っていると確認できた場合は資格証明書の提示を求めてください。本当に保有していれば喜んで見せてくれますが、渋る業者は要注意です。

 

現地調査を無料で丁寧に実施するか確認する

外壁 サイディング メンテナンス

優良業者は必ず現地調査をおこない劣化状況を詳細に説明してくれます。

 

30分〜1時間かけて外壁全体をチェックし、写真撮影して報告書を作成する業者が信頼できます。

確認すべきポイント 内  容
優良業者の特徴
  • 無料で現地調査を実施
  • 30分以上かけて全方位確認してくれる
  • 劣化場所を写真で説明
  • 診断報告書を提示
悪質な業者
  • 10分程度で調査終了
  • 写真撮影なし
  • 「今すぐやらないと大変」と不安を煽る
  • 調査なしで見積もりを提示

BEST365では無料で現地調査をする優良な専門業者をご紹介しています。不安な場合はお気軽にお問い合わせください。

 

見積もり内容が詳細で明確か確認する

外壁 サイディング メンテナンス

優良な専門業者の見積もりは詳細でやる作業内容がわかりやすく記載されています。

確認すべきポイント 内  容
優良業者の特徴
  • 項目ごとに単価と数量が記載
  • 塗料のメーカーや品番が記載
  • 別途工事も明確に記載
悪質な業者
  • 「外壁塗装一式 〇〇万円」と曖昧な記載内容
  • どんな材料を使うのかわからない
  • 施工時の条件が記載されていない

見積書は契約の基本です。不明な点は必ず質問し納得できるまで説明を求めましょう。

 

保証内容やアフターフォロー体制を確認する

外壁 サイディング メンテナンス

契約前に施工後の保証とアフターフォロー体制が充実しているかを確認しましょう。

 

さらに保証内容は必ず書面で確認し保証書を受け取ることをおすすめします。口約束だけでは証拠になりません。

確認すべきポイント 内  容
優良業者の特徴
  • 工事保証5〜10年
  • メーカー保証あり
  • 定期点検年1回実施
  • 保証書発行あり(書面)
悪質な業者
  • 「外壁塗装一式 〇〇万円」と曖昧な記載内容
  • どんな材料を使うのかわからない
  • 施工時の条件が記載されていない
  • 契約書にアフターフォローに関する記載がない

保証は「万が一」の備えです。保証がないと2〜3年後に塗装が剥がれても自己負担で補修をしなければなりません。

 

契約を急がせず質問に丁寧に答えるか確認する

外壁 サイディング メンテナンス

優良な業者は常に相手の目線に立って答えてくれます。わからないことは細かく質問して、営業マンの聴く姿勢を確認しましょう。

確認すべきポイント 内  容
優良業者の特徴
  • 質問のひとつ一つていねいに回答
  • 検討の時間を与える
  • クーリングオフの説明がある
悪質な業者
  • 突然営業訪問にやってくる
  • 期限付きの値引きで契約を迫る
  • 外壁状態の不安を煽ってくる
  • 会社の所在地など、情報が不明瞭

少しでも不安を感じたら他の業者にセカンドオピニオンを求めてください。契約を急がせる業者は悪徳の可能性が高いです。

 

まとめ|サイディング外壁のメンテナンスで家を長持ちさせよう

外壁 サイディング メンテナンス

サイディング外壁のメンテナンス周期は7〜15年が目安です。

 

素材の種類だけでなく、劣化症状がどこまで進行しているかで判断すると、塗装か張り替えかを適切に判断できます。

押さえておくべきポイント

  • サイディングの種類別にメンテナンス時期が異なる(窯業系7〜10年)
  • 劣化症状6つのサインを早期に発見すれば大規模修繕を回避できる
  • 早期の発見と対応で将来のメンテナンス費用を大幅に削減できる
  • 塗装とコーキングを同時施工すれば足場代を節約できる

サイディング外壁は、適切なタイミングで正しいメンテナンスをすれば、建物の寿命を10〜15年延ばせます。

 

セルフチェックで気になる点があればお気軽にお問い合わせください。

 

サイディング外壁のメンテナンスでよくあるQ&A

サイディング外壁のメンテナンス費用はどのくらいかかる?

メンテナンス方法により費用が異なります。塗装のみなら80万〜150万円、コーキング打ち替えは15万〜35万円、カバー工法は150万〜220万円、張り替えは180万〜250万円です。
>>サイディング外壁のメンテナンス費用相場

 

メンテナンス時期の目安はいつ?

窯業系サイディングは7〜10年、金属系サイディングは10〜15年、樹脂系サイディングは10〜20年、木質系サイディングは8〜10年ごとにメンテナンスが必要です。
>>【種類別】サイディング外壁のメンテナンス時期はいつ?

 

自分でメンテナンスできますか?

自分でできるメンテナンスは年1〜2回の水洗い清掃、軽度のカビ・コケ除去、目視での劣化チェックです。簡単な清掃のみ可能で、塗装や張り替えは絶対にプロに任せるべきです。
>>サイディング外壁のメンテナンスはDIY可能?プロに任せるべき理由

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  • 現地調査・お見積り:無料
  • シーリング補修(打ち換え):1,320 円/m ~
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この記事の監修者兼ライター

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徳良 仁

千葉県在住の兼業ライター。建設業界で現場経験を15年(建築3年・電気12年)経験したのち、日本最大の大手アパレルの出店開発部門で発注者としての施工監理を2年経験。現在はGAFAの1社で施設立ち上げ部門の管理職として従事。1級建築士・1級電気工事施工管理技士・第一種電気工事士も保持。日々の幸せは家族団らんを穏やかに過ごすこと。

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