【プロが解説】雨漏り補修スプレーで屋根や外壁を自分で修理する方法

この記事の監修者

工藤あきこ
福岡在住の建築士ライター。設計事務所でのアシスタントを経て、リフォーム会社の営業設計として勤務。補修からフルリノベーションまで幅広いリフォームを担当した。2022年に建築専門ライターに転身。現在は、記事の監修や執筆、ブログ「新・リフォームの歩き方」を運営する。日々の幸せは夫や息子と談笑すること。

雨漏りをしている天井を見て「修理を頼むと高くなるし自分でなんとか出来ないものか」と考えてしまいますよね。
「雨漏り補修スプレーならコストもおさえてDIYで出来そう」
「でも、本当に雨漏りが止まるの?」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
雨漏り補修スプレーは誰でも簡単に施工できる便利なアイテムです。しかし、狭い範囲の応急処置としてしか効果を発揮できず、雨漏りの根本的な解決にはなりません。また、誤った使用法で施工すると雨漏りが悪化し、費用がかさむ場合もあるので注意が必要です。
この記事では、雨漏り補修スプレーで効果が発揮できる範囲や正しい施工方法、自分で補修する際の注意事項までをわかりやすく解説しました。
記事を読めば、雨漏りの応急処置を自分でできる範囲が把握でき、雨漏り補修スプレーの正しい施工手順がわかります。コストをおさえつつ被害の拡大も防げるため、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事でわかること
- 雨漏りを自分で補修できる範囲
- 補修スプレーの選び方と正しい施工法
- 補修スプレーの効果と持続期間
- 雨漏りを自分で修理するリスク
目次
雨漏り補修スプレー(防水スプレー)の基礎知識
雨漏り補修スプレーとは、スプレーを吹きつけて防水膜を作り、雨水の侵入を防ぐためのアイテムです。
屋根や外壁、ベランダなどの小さなひび割れや隙間にふきかけるだけで、誰でも簡単に応急処置ができるのが特徴です。ハケやローラーなどの工具が不要で、自宅でも手軽に使えます。
スプレーで本当に雨漏りは止められるのか
雨漏り補修スプレーは、すべての雨漏りを防ぐことはできません。補修スプレーで作られる防水膜はとても薄く、水圧が強い箇所や大きな隙間には対応できないからです。
雨漏り補修スプレーが効果的なケースは、以下のような箇所に限られます。
- 細かいひび割れや小さな穴からの浸水
- 外壁の目地に使用されるコーキングの劣化
- サッシ周りの小さな隙間
幅が1㎜以上のひび割れや構造的な問題による雨漏りには、ほとんど効果がありません。補修スプレーは、あくまで応急処置としてしか使えない点をおさえておきましょう。

どのくらいの期間効果が持続するのか
雨漏り補修スプレーの効果が持続する期間は製品によって異なりますが、一般的に3ヶ月〜1年程度で考えておきましょう。とくに屋外で、紫外線や風雨にさらされる場所での使用は、効果の持続期間が通常よりもさらに短くなる傾向にあります。
耐久性に影響する要因は、以下のとおりです。
- 屋外や直射日光の有無などの使用環境
- 下地の状態が湿っていると効果は低下
- 施工時の気温や湿度
- 製品の主成分や価格帯
高品質の補修スプレーで、屋外でも1年以上の効果が期待されるものもありますが、長期的な耐久性や耐候性は専門業者が使用する材料には劣ります。
雨漏り補修スプレーのメリット
雨漏り補修スプレーのメリットは、以下のとおりです。
- DIY初心者でも扱いやすい
- コストを抑えて応急処置ができる
それぞれのメリットを見ていきましょう。
DIY初心者でも扱いやすい
雨漏り補修スプレーの一番の魅力は、DIY初心者でもかんたんに使用できる点です。必要な道具は、補修スプレーとマスキングテープがあれば十分で、特別な工具を用意する必要がありません。
複雑な手順やテクニックも不要で、スプレー缶を振って吹きつけるだけのため、女性や年配の方でも手軽に使用できます。説明書どおりに施工すれば、初めてでも比較的キレイに仕上げることができ、狭い隙間や複雑な形状をした箇所でもかんたんに吹きつけられます。
また、雨漏り補修スプレーは乾燥時間こそ必要ですが施工自体は数分で終わるため、時間をかけないシンプルな作業である点も魅力のひとつです。
コストをおさえて応急処置ができる
雨漏り補修スプレーは、数千円程度の低コストで応急処置ができ、雨漏りによる二次被害を防げます。補修スプレーは、一般的に500円~4,000円という手頃な価格で購入でき、雨水の侵入を一時的に止める効果があるアイテムです。
雨漏りを放置すると、以下のような二次被害が発生します。
- カビの発生や構造材の腐食
- 壁紙の剥がれやシミ
- 家具や家電製品の損傷
数千円程度の補修スプレーで応急処置をしておくことで、修理費用が数万円から数十万円かかる二次被害を回避できる可能性が高くなります。雨漏り補修スプレーは、専門業者による本格修理までの時間稼ぎとして、コストパフォーマンスに優れた応急処置といえるのです。

雨漏り補修スプレーのデメリット
雨漏り補修スプレーのデメリットは、以下のとおりです。
- スプレーでの補修は限界がある
- 施工環境によって効果が変動する
それぞれのデメリットを見ていきましょう。
スプレーでの補修は限界がある
雨漏り補修スプレーは手軽で便利ないっぽうで、対応できる範囲は限られます。補修スプレーは、表面に防水膜を作るだけなので、下地の腐食や大きな隙間など構造的な問題には対応できません。
効果が期待できる範囲は、以下のとおりです。
- 幅が1㎜以下のひび割れ
- モルタル壁やサイディングの目地の損傷
- サッシと外壁の小さな隙間
雨漏り補修スプレーは応急処置、または小規模な補修に適しています。深刻な雨漏りや構造的な問題がある場合は、専門業者による本格的な修理が必要です。
施工箇所の環境によって効果が変動する
雨漏り補修スプレーの効果は、施工箇所の環境により劣化のスピードが早まることがあります。
劣化がすすむ条件は、以下のとおりです。
- 直射日光が当たる
- 湿度の変化が激しい
- 風雨にさらされる
直射日光は紫外線による劣化を促進し、湿気はカビや藻の発生リスクを高めます。風雨にさらされる場所は、湿気によって膨張したり乾燥によって収縮したりして、塗布面に負荷がかかることが劣化のスピードを早める要因です。

雨漏り補修スプレーの選び方
本章では、雨漏り補修スプレーの選び方を以下の3つの観点で解説します。
- 使用場所との適合性を確認する
- 後から塗装するかどうかを決めたうえで選ぶ
- メーカーの推奨を確認する
それぞれを順番に見ていきましょう。
使用場所との適合性を確認する
雨漏り補修スプレーは、使用する場所や素材に適合するかを確認し、「雨漏り用」「住宅用」など屋根や外壁に使用できることが書かれた製品を選びましょう。
一般的な使用場所に適したスプレーの主成分は、以下のとおりです。
主成分 | 使用できる場所 |
シリコン系 | 屋根・外壁・金属部分 |
アクリル系 | 外壁・目地・モルタル |
アスファルト系 | 耐候性が必要な屋根・外壁 |
セメント系 | コンクリート・モルタル |
ネット通販で「雨漏り補修スプレー」を検索すると、フッ素系やウレタン系の防水スプレーも出てきますが、建物の雨漏り修理には使えませんので注意しましょう。「高い撥水力」「強力防水」と記載されていますが、フッ素系やウレタン系の防水スプレーは衣類や革製品用の防水スプレーです。
パッケージの適用箇所を必ず確認し、使用する場所に適した製品を選びましょう。
後から塗装するかどうかを決めたうえで選ぶ
雨漏り補修スプレーには、上から塗装ができるタイプとできないタイプがあるため注意が必要です。知らずに補修スプレーを吹きつけてしまうと、後で塗装するときに塗料がはじかれ、きれいな仕上がりにならない危険性があります。
一般的に、シリコン系やアスファルト系の補修スプレーは、防水性や耐久性が優れているために撥水性が高く、上から塗られる塗料をはじく傾向があります。あとから塗装する予定がある部分には、上から塗装できるアクリル系の補修スプレーを選びましょう。

メーカーの推奨を確認する
雨漏り補修スプレーを選ぶ際は、スプレーのメーカーが推奨する使い方を確認することが重要です。
確認すべきポイントは、以下のとおりです。
- 使用方法や注意事項
- 適用可能な素材や場所の詳細
- 製品の効果持続期間や保証期間
- 安全性に関する情報
たとえば、一部の補修スプレーでは「専用プライマー」との併用が推奨されています。プライマーとは、塗料や補修材と下地材との密着性を高めるため、スプレーする前段階で下地材に塗布する液体です。
スプレーメーカーが推奨する組み合わせを選ぶことで、接着不良を防ぐことができ、失敗のリスクを軽減できます。
DIYでも購入可能!おすすめの雨漏り補修スプレー
雨漏り補修スプレーは、ホームセンターやネット通販などで購入できます。ここでは、おすすめの商品を紹介します。
屋根におすすめ①
出典:ハウスボックス/リークシールクリアー
参考価格 2,178円(税込)
項目 | 内容 |
主成分 | アスファルト系 |
特徴 | ・耐候性に優れている ・塗布するとゴム状になり隙間を埋める ・金属に塗布すればサビ止めになる |
使用場所 | 金属・アルミ・溶融亜鉛めっき・ポリ塩化ビニル・コンクリート、レンガ アスファルトルーフィング・サイディングなど |
上塗り塗装 | 可 |
屋根におすすめ②
出典:(株)アサヒペン/防水塗料スプレー
参考価格 3,058円(税込み)
項目 | 内容 |
主成分 | アクリル系 |
特徴 | ・コンクリート壁やモルタル壁の風化や白化を防ぐ ・優れた防水性で塗装の下地材としても利用できる ・透明色なので目立ちにくい |
使用場所 | コンクリート・モルタル・木材・すのこ・セメント瓦・カラーベスト・コロニアルなど |
上塗り塗装 | 可 |
外壁におすすめ①
出典:ニッペホームプロダクツ(株)/強力防水一番
参考価格 2,180円
項目 | 内容 |
主成分 | シリコン系 |
特徴 | ・さっと塗るだけで素材に浸透する ・優れた防水性で防カビにも適している ・塗装の上塗りができない |
使用場所 | コンクリート・モルタル・家屋の土台・雨戸・戸袋・板壁・物干台・すのこ 厚手の繊維のテントや幌・雨傘など |
上塗り塗装 | 不可 |
外壁におすすめ②
出典:日本ミラコン産業(株)/セメントスプレー220ml
参考価格 1,758円(税込)
項目 | 内容 |
主成分 | セメント系 |
特徴 | ・セメント粉を吹きつける ・モルタルを練る前と同じ ・水分を含めることで硬化する |
使用場所 | セメント・モルタル・コンクリート |
上塗り塗装 | 可 |
雨漏り補修スプレーの正しい使い方・手順
雨漏り補修スプレーの効果を最大限に引き出すためには、正しい使用方法で施工しなければなりません。
基本的な施工手順は、以下のとおりです。
- 下地を掃除する
- 均一にスプレーする
- 完全に乾燥させる
- 効果を確認する
それぞれを順番に見ていきましょう。
ステップ1:下地を掃除する
汚れやホコリ、古い塗料などがあると補修スプレーの密着力が下がることから、下地処理は入念におこないましょう。また、湿気は補修スプレーの効果を低下させるため、しっかりと乾燥させてください。
ポイント
- 下地材の表面を丁寧に清掃する
- サビやカビはワイヤーブラシ等でこすり落とす
- 油分や汚れは中性洗剤でふき取り十分に乾燥させる
ステップ2:均一にスプレーする
雨漏り補修スプレーは防水膜を均一に吹きつけることが重要です。吹きつける距離が近すぎると液だれの原因となり、遠すぎると密着性が低下するため適切な距離でスプレーしましょう。
ポイント
- カラカラと音が鳴るまでスプレー缶を振り成分をよく混ぜる
- 補修箇所から20~30cm離してムラなく均一にスプレーする
- 2~3回の重ね塗りが美しい仕上がりと防水性を保つポイント
ステップ3:完全に乾燥させる
製品の説明書に記載された乾燥時間を守ることは重要です。塗布面が十分に乾かないまま雨で濡れると防水効果が低下します。
ポイント
- 塗布面の表面は30分〜1時間程度で乾燥する
- 塗布面が完全に乾くには24時間ほどかかる
- 施工スケジュールは天気予報を確認して立てる
ステップ4:効果を確認する
雨漏り補修スプレーの施工後は、防水効果が正しく発揮されているか確認しましょう。また、定期的に塗布面の状態を確認し変色やひび割れ、剥がれなどが見られる場合は再度の施工をおすすめします。
ポイント
- 完全に乾燥したのを確認しスプレーした箇所に少量の水をかける
- かけた水が水玉状になれば正常に防水効果が発揮されている
- 水が浸透するようであれば再度スプレーを重ね塗りする
- 雨が降ったあとに雨漏りが止まっているか確認する
その他の雨漏り応急処置グッズ
雨漏り補修スプレー以外で雨漏りの応急処置に使えるアイテムを、以下で3つ紹介します。
- 防水テープ
- コーキング材
- 吸水シート
防水テープ
出典:防水アルミテープ(プチル)/ニトムズ
参考価格1,099円(税込)
防水テープは強力な粘着力と柔軟性を持ち、様々な素材に貼り付けることができます。とくに接合部や継ぎ目の防水に優れており、スプレーでは対応しづらい線状の隙間に効果的です。
適した使用場所
- サッシと壁の接合部
- 雨どいの継ぎ目部分
- 外壁のジョイント部分
コーキング材
出典:POSシールマルチ/セメダイン
参考価格1,099円(税込)
コーキング材(シーリング材)は隙間を埋める充填剤で、固まると高い防水性と耐久性を発揮します。スプレーでは埋められない大きめの隙間や亀裂に効果的です。
適した使用場所
- 外壁の大きめのひび割れ(1mm以上)
- バルコニーの床と壁の接合部
- 浴室やキッチンの水回り
- 屋外の配管貫通部
吸水シート
出典:使い捨て防水シーツ/アイリスオーヤマ
参考価格1,280円(税込)
吸水シートは紙オムツのように水を吸って溜めることができ、雨漏りした水を効率的に吸収し二次被害を防ぐのに役立ちます。価格は1,000〜2,000円程度で、とくに緊急時の水漏れ対策として非常に便利なアイテムです。
適した使用場所
- 雨漏りをうけるバケツの中
- 窓枠やサッシ周り
【注意】自分での雨漏り補修はリスクがともなう
自分で雨漏りを補修する場合、以下のようなリスクがあります。
- 費用的に損をしてしまう
- 事故
後悔しないためにも、自分で雨漏り補修をするリスクを知っておきましょう。
費用的に損をしてしまう
自分で補修すると、かえって雨漏り被害が悪化して、費用的に損してしまうケースがあります。
費用的に損してしまう場合
- 雨漏り原因を見誤ったとき
- 不適切な方法で補修したとき

雨漏りの原因を見誤ったとき
雨漏りの原因はさまざまで、一般の方が雨漏り箇所を特定するのは難しいケースがほとんどです。雨水の侵入経路は複雑で、水が浸入する場所と実際に漏れ出す箇所が異なることがよくあります。また、原因となる箇所が複数あるケースも多いです。
たとえば、1階の窓枠から雨漏りしているのを発見し、補修スプレーで応急処置をしたとしましょう。一見すると水漏れが止まったように見えますが、実際には屋根から侵入した雨水が壁の内部を伝って窓枠から出ていたという場合もあるのです。
この場合、雨漏りの根本的な原因は解決されていません。そのまま放置すると、見えない部分で構造材の腐食が進み、シロアリやカビの発生といった深刻な被害につながる恐れがあります。

不適切な方法で補修したとき
不適切な方法による雨漏り補修は、被害を拡大させる恐れがあります。
被害が拡大した例は、以下のとおりです。
- 排水経路をふさいで雨漏りが拡大
- 換気を妨げて結露やカビが発生
- 違う箇所の補修で雨漏りが治らず内部の構造材が腐食
これらの問題が発生すると、最終的に大掛かりな補修となり高額な修理費用がかかる可能性があります。
とくに、屋根や構造部分の補修は専門知識と技術が必要なため、自己判断での対応はやめておきましょう。

事故
厚生労働省によれば、年間27名が屋根からの事故で亡くなっています。プロの建設業者でも事故になるのですから、一般の方が屋根にのぼるのは大変危険です。
出典:厚生労働省「足場の設置が困難な屋根上作業での墜落防止対策のポイント」
屋根の上は足元が滑りやすいため、作業には足場や安全ベルトなどが必要です。

自分でできる室内補修(内側から修理)
雨漏りして室内側にダメージが出てしまったときは、DIYでも補修はできます。
室内側からできる雨漏りの補修は、以下のとおりです。
- 剥がれた壁紙を修理する
- 壁紙の浮きを補修する
- 雨ジミをキレイにする
- カビを取り除く
詳しい施工方法は以下の記事で解説しています。DIYで費用を安くしたい方は、ぜひ参考にしてください。
関連記事 【後悔回避】自分でできる雨漏り修理!正しい方法・手順をプロが解説-自分でできる室内補修-
まとめ
雨漏り補修スプレーは、DIY初心者でも簡単に施工できる便利なアイテムです。
雨漏り補修スプレーを使う際は、応急処置として最大限の効果を発揮させるためにも、以下のポイントをふまえて適切に施工しましょう。
- 使用場所に適した補修スプレーを選ぶ
- 下地の清掃を丁寧におこなう
- 適切な施工法でおこない十分に乾燥させる
- 定期的な点検とメンテナンスをおこなう
- 雨漏りを自分で修理する場合のリスクを把握する
ただし、雨漏り補修スプレーの効果の範囲は限定的で、大きなひび割れや構造的な問題には対処できません。雨漏り補修スプレーは、あくまで応急処置のアイテムであり、雨漏りの根本解決のためには補修後にプロに見てもらう必要がある点を忘れないようにしましょう。

雨漏り補修スプレーでよくあるQ&A
雨漏りスプレーは使ったほうがいい?
雨漏り補修スプレーは小規模な雨漏りの応急処置や、専門業者が来るまでの一時的な対策として効果的です。定期的なメンテナンスの一環としても役立ちますが、大規模な雨漏りや構造的な問題の場合には効果がありません。
おすすめの雨漏りスプレーは?
屋根には耐候性と耐熱性に優れたアスファルト系がおすすめで、外壁には無色透明のシリコン系が見た目を損なわず適しています。後から上塗り塗装する予定なら「塗装可能」と明記されたアクリル系を選びましょう。
自分でできる応急処置は?
屋外で手が届く範囲の小さなひび割れに雨漏り補修スプレーは効果的ですが、屋根の上や高所での作業は危険が伴うため、自分は大丈夫と思っても控えましょう。低い位置にあるひび割れや室内から出来る範囲で雨漏りを補修し、早めに専門業者に相談することをおすすめします。
>>【後悔回避】自分でできる雨漏り修理!正しい方法・手順をプロが解説-自分でできる雨漏りの応急処置-
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工藤あきこ
福岡在住の建築士ライター。設計事務所でのアシスタントを経て、リフォーム会社の営業設計として勤務。補修からフルリノベーションまで幅広いリフォームを担当した。2022年に建築専門ライターに転身。現在は、記事の監修や執筆、ブログ「新・リフォームの歩き方」を運営する。日々の幸せは夫や息子と談笑すること。
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